歯科助手とは その1│歯科求人コム

歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、それに歯科技工士。歯に関する仕事をする人の情報サイトです。
サイトメニュー

歯科助手とは その1

歯科助手は歯科医院などにおいて歯科医の指示に基づいて、受付や器具の準備などを行います。法律によって歯科の診療は、資格を持った歯科医や歯科衛生士などしかすることができませんので、歯科助手は一般的な雑務が仕事の中心となります。歯科の診療を行うためには国家試験を受けて合格をしなくてはなりませんが、歯科助手は診療に関わることがありませんので、資格を持たなくても仕事をすることができます。
一般的な歯科助手と仕事の内容は、仕事場簿清掃を行ったり患者さんの予約やカルテを確かめて診察が開始できるように準備をした後は、受付・器具の準備などを行います。複数の歯科助手がいる場合は、診察カードや保険証を受け取って歯科医師に取り次ぎをする受付や、会計・薬などを渡す担当などに分かれることもあります。それぞれの仕事が済んで手が空いたら、診療に使った器具を用意したり片付けたりする作業を行います。資格を必要とする仕事ではありませんが、診療に使い器具などに関する専門的な知識や保険・薬などについて理解をしなくては仕事が円滑に進みません。そのため、歯科の基礎的な知識を勉強をする必要がありますし、各歯科医院などの独自の仕事のやり方を覚えて、歯科医や歯科衛生士などが仕事をしやすくしなくてはなりません。

歯科助手の給与は約20万円くらいで、年収は250万円程度が平均的なものだといわれています。実際は年齢や経験などによって具体的な金額は違ってきますが、特別な資格なども必要ないために、一般的な事務を行う人と同じくらいだと考えて良いでしょう。
しかし、歯科助手は専門的な知識や経験がある人が必要となるために、常に安定して求人があるのが特徴です。求人内容は一般的な会社の求人と似たような内容ですが、歯科医院の診療を行っている時間に応じて、朝は10時くらいから夜の8時くらいまで勤務することも珍しくありません。勤務時間が長くなる場合にはシフト制が設けられたり、パートの人を雇用することもあります。

歯科求人com